足元の石 澄んだ石
小さいころに山によく連れて行ってもらった。
じぶんへのお土産は、特別に選んだ枝や小石。
形とか、色とか、決めてないけど、これだと思ったものを小瓶に入れて。
そんな石を大人になってから見つけた。
あの小瓶に入れたくなるようなときめく石。
あまりにもときめいてしまうから、瓶にいれてしまうのに戸惑って
そして、見失ってしまった。
たまに、ふとキラッと場所を教えてくれるけれど、
澄んでいてなかなか見つからない。
なかなか触れられない、そんな澄んだ石。
いつまでも、心の中で光ってるまま。
出会えてよかった。
心に光をありがとう。
大切なかけがえの無い石。
ほんとは、このままじゃ、やなのです。