足元の石 赤い石
赤い石はゴツゴツしていて、いかにも毒キノコのようで、手にしたら良くなさそうな見た目でした。
最初はきれいな特別な石だなって、警戒心とともに気になっていたけど、そのうち好きになった。
手にしたら、暖かくて、優しくて、私の手に馴染んで、心地よくて、安らいで、運命の出会いだった。
でも、大切にしてたら、われて、どこかに消えちゃった。粉々に、何も残さずに消えちゃった。
赤い石、赤い石、赤い石。忘れられない。忘れられない。まだ、消えないで。思い出の中だけは。
赤い石はゴツゴツしていて、いかにも毒キノコのようで、手にしたら良くなさそうな見た目でした。
最初はきれいな特別な石だなって、警戒心とともに気になっていたけど、そのうち好きになった。
手にしたら、暖かくて、優しくて、私の手に馴染んで、心地よくて、安らいで、運命の出会いだった。
でも、大切にしてたら、われて、どこかに消えちゃった。粉々に、何も残さずに消えちゃった。
赤い石、赤い石、赤い石。忘れられない。忘れられない。まだ、消えないで。思い出の中だけは。